ハードディスクのメカニズム
ハードディスク(HDD)は、パソコンを使用するのに必要なデータを記憶する大切な部分です。ハードディスクに不具合が起こるとデータが消えたり、パソコンが起動しなくなったりします。その重要なハードディスクの役割とメカニズムについてご説明したいと思います。
役割
前述した通りハードディスクはOSやソフトウェア、作成したデータなどを記憶するための装置です。高速でデータ処理するメモリを補助する役割を担っているので、補助記憶装置とも呼ばれています。メモリは処理速度が速いのですが、電源を落とすとデータが消えてしまうため、ハードディスクにデータを記憶しているのです。
ハードディスクは大量のデータが記憶出来るという特徴を持っていますが、容量がいっぱいになると正常な動作が出来なくなる場合があります。
メカニズム
ハードディスクは、四角い箱の中に複数の部品が入っています。情報を記憶するための磁気ディスクがメインの部品で、CDのような形をしています。磁気ディスクにはアームが取りつけられており、アームの先端にデータを読み書きするための磁気ヘッドがついています。磁気ディスクは記憶領域が細かく区分けされており、ハードディスクに読み書きの指令が行くと、アームがスライドして記憶する場所に磁気ヘッドを移動させます。
目的の場所が磁気ヘッドの真下に来るとディスク表面を磁化してデータの読み書きを行います。磁気ディスクと磁気ヘッドが触れてしまうと摩擦で磨り減ってしまうので、ディスクの中央にあるスピンドルモーターで高速回転させて磁気ディスクを浮き上がらせ、わずかな隙間が出来るようになっています。このわずかな隙間に埃やゴミが入らないようにハードディスクのケースは厳重に密封されています。
それだけに修理時も埃やゴミが入らないようにクリーンな環境で行う必要があるのです。
ハードディスクはパソコンが正常に起動するために欠かせないパーツです。ハードディスク修理が必要になった場合は、パソコン修理のAQUA TECHへお任せ下さい。軽度の不具合から重度の障害まで幅広く対応しております。ハードディスク修理の他にも、液晶部分の修理や不用なパソコンの処分なども受け付けているので、パソコンの事でお悩みの方は、お気軽にご相談下さい。